メタプラネット(3350)BTC保有量世界2位でもmNAV0.6倍台|株価265円は割安か罠か
今回は2026年10月9日(金)終値までのデータをもとに、個人投資家の一休、アナリストのベッカー、ベテランのガンジーの3人が語ります。10月13日の最新株価は未確認のため、「最後に確認できた終値」を基準にしています。
株価も300円を切って安いし、今が仕込みどきじゃない?」
これは底打ちのサインだよ!今すぐ買いたい!」
年初来高値は639円(1/15)。そこから見れば、まだ半値以下だ。」
1,000円入った財布が620円で売られているようなものだ。ただし、割安のまま放置される株もある。」
……データは割安だと言っているのに、なぜ売られる。需給という変数は、僕の数式には入らない。」
これ、超ビッグニュースでしょ?」
だが、順位は『貯金箱の大きさ』の話だ。株価に効くのは、その貯金箱をどう使って稼ぐかだ。」
預金を一度全額おろして、また入れ直して『ちゃんと引き出せます』と証明したようなものだ。」
毎月のお小遣いが、1年前の3分の1になった感覚だ。」
ほかには、10/5に資本配分の目安が改定された。総資産の85〜90%程度をBTC、10〜15%程度を戦略投資枠とするものじゃ。さらに米ゲーム・広告会社の買収も進んでおる。BTC一本足から、少し枝を広げる動きとも読める。」
BTCが上がっても、mNAVが0.6倍台のまま株価が置いていかれる局面もありうる。」
1つ目は、mNAVが1倍に近づくか。財布の中身と同じ値段で評価されるかどうかだ。
2つ目は、BTCインカム事業の売上が下げ止まるか。
3つ目は、米国の事業展開が収益として見えてくるか。」
経済指標の前後は、波が荒れる。波に乗る者もおるが、荒れた海では小舟ほど危ない。」
買うなら一度に全部ではなく、数回に分ける。そして、『ここまで下がったら手放す』という線を先に決めておくことじゃな。」
……とはいえ、ちょっとずつ買うよ。ガンジーさんの『分けて買う』は取り入れる!」
10/9の反発で飛びつかず、mNAVの改善や売上の下げ止まりといった根拠が見えてから動く。」
買うと決めたなら、資金は小分けにして、手放す線を先に引いておく。相場は逃げん。退場さえしなければ、また次の機会が来るのじゃ。」
【メタプラネット(3350)買い時・売り時分析】
■ 現在の株価とチャート
2026年10月9日終値:265円
前日比:+7円(+2.71%)
始値:250円
高値:267円
安値:249円
出来高:約1,664万株
時価総額:約3,565億円
PBR:0.77倍
※株価データは10月9日15時30分時点。10月13日のリアルタイム株価は確認できていないため、265円を当日の株価として扱わないよう注意が必要です。
メタプラネットは、ビットコイン(BTC)を主要な保有資産とする企業です。そのため、株価はビットコイン価格や市場の需給、資金調達方針、将来の成長期待などに大きく左右されます。
10月2日終値291円から10月5日終値297円へ上昇した後、10月8日には258円まで下落。10月9日は265円へ反発しました。
短期間で大きく値動きしているため、反発したという理由だけで底打ちと判断するのは早計です。今後は、直近安値付近を維持できるか、反発が継続するかを確認したい局面です。
■ 最近の注目材料
◆ ビットコイン保有量の拡大
10月5日の公表情報では、第3四半期に純額1,000BTCを取得し、保有量は約44,000BTCとなりました。ビットコイン価格が上昇すれば、保有資産の評価額が増加する可能性があります。
一方、ビットコイン価格が下落すれば、保有資産の価値や投資家心理に悪影響が及ぶ可能性もあります。BTC保有量の増加だけで、株価上昇が保証されるわけではありません。
◆ ビットコインの売却・再取得
第3四半期には10,000BTCを売却し、11,000BTCを再取得したとの情報があります。流動性の実証や将来の資金調達につなげる狙いとされています。
今後は、保有量だけでなく、取得資金の調達方法、負債や株式の希薄化、資本配分の方針も確認する必要があります。
◆ BTCインカム事業の減収
第3四半期の売上高は8億4,800万円で、前年同期比約65%減との情報があります。ビットコイン保有戦略だけでなく、周辺事業の収益動向も注目点です。
◆ 米国事業への展開
米国のゲーム・広告会社Super League Enterpriseの買収予定が材料として挙げられています。事業の拡大が将来の収益につながる可能性がある一方、買収条件や実際の業績への貢献は今後の確認が必要です。
■ 買い時の考え方
【第1候補:250~258円付近】
10月8日の終値258円と、10月9日の安値249円が短期的な観察ポイントです。
この水準まで株価が下がった場合、下げ止まりの兆候があるかを確認します。反発が見られ、売り圧力が弱まっていることを確認できれば、少額からの分割購入を検討する余地があります。
ただし、249円を下回った場合は、下落が続く可能性も考慮する必要があります。価格だけを根拠に買い向かうことは避けたいところです。
【第2候補:260~270円付近】
10月9日の終値265円を含む水準です。
この範囲では、反発が継続するかを確認します。出来高を伴って上昇し、直近の戻り高値を突破できるなら、短期的な回復の可能性を検討できます。
一方、270円前後で上値を抑えられる場合は、戻り売りに注意が必要です。反発の勢いが弱いまま購入するより、値動きを確認してから判断する方法もあります。
【第3候補:249円を下回った場合】
直近安値を明確に割り込む場合は、下値のめどが確認できていない状態です。
この場合、安値更新を理由に買い増すのではなく、下落が落ち着くまで様子を見る選択肢があります。次の支持線は、今回確認できた情報だけでは特定できません。
※上記は10月9日までの株価を基にした監視価格帯であり、将来の株価を予測・保証するものではありません。
■ 売り時の考え方
【第1候補:275~290円付近】
株価が反発した場合に、短期的な利益確定を検討するための観察ゾーンです。
10月2日の終値291円や、10月5日の終値297円を参考にすると、以前の株価水準に近づくにつれて売り注文が増える可能性があります。
ただし、275~290円が実際の抵抗線になるかは未確認です。出来高や上昇の勢いを確認し、利益が出ている場合は一部売却によってリスクを抑える方法も考えられます。
【第2候補:290~300円付近】
過去の終値291円、297円を含む水準です。
この範囲まで戻した場合、株価がさらに上昇するか、再び下落するかを見極めたいところです。
上昇が鈍化し、上値を更新できない場合は、一部利益確定を検討する選択肢があります。一方、出来高を伴って明確に上抜ける場合は、残りの保有分について別の売却方針を検討する余地があります。
【第3候補:249円を明確に下回った場合】
短期売買では、想定していた下値の目安を割り込んだ場合に、損失を限定するための売却を検討することが重要です。
ただし、249円は直近の安値であって、必ず反発する価格でも、必ず売るべき価格でもありません。購入価格や保有期間、許容できる損失額に応じて判断する必要があります。
■ 中長期で保有する場合の注意点
メタプラネットは、一般的な事業会社とは異なり、ビットコイン価格や資金調達の影響を強く受ける銘柄です。
中長期で保有する場合は、次の項目を継続的に確認したいところです。
・ビットコイン価格と保有BTCの時価評価
・株式発行や社債などによる資金調達の条件
・発行済株式数の増加と既存株主への影響
・1株当たりのBTC保有価値の変化
・BTCインカム事業の売上高と収益性
・米国事業への投資や買収の進捗
・決算発表と会社側の資本配分方針
PBRが0.77倍であることだけを理由に割安と判断するのは適切ではありません。ビットコイン保有資産の評価、負債、事業価値、将来の資金調達などを合わせて検討する必要があります。
■ 一休・ベッカー・ガンジーの投資視点
一休:265円への反発は確認できますが、直近安値を維持できるかが重要です。焦って買うより、値動きの落ち着きを待ちたい局面です。
ベッカー:ビットコインの保有量拡大は注目材料ですが、株式の希薄化や資金調達条件にも注意が必要です。BTCの価格上昇と株価上昇が必ず一致するとは限りません。
ガンジー:短期の値上がりだけを追わず、購入する理由と売却する条件を事前に決めることが大切です。資金を一度に投入せず、損失を許容できる範囲で判断する方法もあります。
■ 最終判断:買い時・売り時
買い時:250~258円付近で下げ止まりを確認した場合、または260~270円付近で反発の継続を確認した場合に、分割購入を検討する余地があります。
売り時:275~290円付近では利益確定の可能性を検討し、290~300円付近では過去の株価水準を意識しながら上昇の勢いを確認します。249円を明確に下回った場合は、下落リスクへの対応を優先します。
現時点では、10月9日までの情報だけでは底打ちを確認できません。ビットコイン価格、資金調達、株式の希薄化、事業収益の動向を確認しながら、買い急がずに判断することが重要です。
※本記事は公開情報を基にした一般的な情報提供であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。記載した価格帯は将来の値動きを保証するものではなく、投資判断はご自身の責任で行ってください。


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