高配当銘柄として絶大な人気を誇るキヤノンのチャートに、まさかの急転直下⁉︎
キヤノン(株)近況レポート 高配当銘柄として絶大な人気を誇るキヤノンのチャートに、まさかの急転直下。多くの投資家が画面を二度見する事態となりました。 2026年4月24日、キヤノンの株価は前日比 マイナス7.90%(345円安) という強烈な下落を記録し、終値は4,024円。添付していただいた画像にも「年初来安値」の赤い文字が痛々しく光っています。 安定感の代名詞とも言えるキヤノンに一体何が起きたのか、投資家として押さえておくべき「衝撃の理由」を詳しく解説します。 下落の主犯は「メモリコストの爆騰」と「利益予想の下方修正」 今回の暴落の直接的な原因は、前日4月23日の取引終了後に発表された 2026年12月期 第1四半期(1-3月期)決算 の内容です。 1. まさかの通期下方修正 売上高こそ過去最高を更新(1兆937億円)しましたが、肝心の利益予想を引き下げました。 営業利益: 4,790億円 → 4,560億円 へ(約230億円の減額) 純利益: 3,410億円 → 3,330億円 へ 2. 「メモリコスト」500億円の直撃 下方修正の最大の要因として挙げられたのが、製品に使用する メモリなどの部材コスト上昇 です。キヤノン側の説明によると、このコストアップだけで年間 約500億円 ものマイナス影響が出る見込み。これには市場も「そんなに膨らむのか」と驚きを隠せませんでした。 決算の中身をさらに深掘り:光と影 ただ悪いことばかりではありません。現在のキヤノンの「本当の姿」を整理してみましょう。 期待の星:ネットワークカメラとメディカル カメラ市場が縮小する中で、キヤノンが次の柱に据えているのが ネットワークカメラ や 医療機器(メディカル) です。これらは引き続き堅調で、ITソリューション事業も高付加価値なサービスが伸びており、ビジネスモデルの転換自体は着実に進んでいます。 足元の重し:米国追加関税と顧客シフト 一方で、米国による追加関税の影響や、粗利率の低い製品(低価格帯のプリンター...