日経平均5万円超え、でも「素直に喜べない」今の株式市場を正直に整理してみた


 調べてきました!2026年4月現在の株式市場の最新状況を詳しく解説します。


日経平均5万円超え、でも「素直に喜べない」今の株式市場を正直に整理してみた

株価は高い。でも何か不安。そのモヤモヤ、実は多くの投資家が感じていること。今の相場は「上昇相場の中の嵐」という、ちょっと複雑な局面に入っています。


まず、日本株の「今」はどうなっているのか

2025年10月、日経平均株価は史上初めて5万円台を突破しました。 その後も上昇を続け、NHKの報道では、株価は終値として初めて5万7000円台を記録し、最高値を更新しました。 

直近の動きを見ると、4月14日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日比1374円高の5万7877円で取引を終えた。上げ幅は一時1400円を超え、心理的節目である5万8000円に迫る場面もあった。 

数字だけ見れば絶好調です。ところが、この上昇には「落とし穴」が潜んでいます。


なぜ「素直に喜べない」のか? 3つのリスクを整理する

1. トランプ関税という爆弾

今の市場を揺らす最大の不安定要因がトランプ関税です。2025年4月のトランプ関税ショックに続き、2026年2月28日の米国・イスラエルによるイラン攻撃を端緒とした「中東ショック」が発生しました。 

さらに深刻なのはそのペースです。これまでの株価ショックは数年から10年程度の間隔を置いて発生していたが、トランプ2.0相場はどうも様子が違う。今後しばらくは短い間隔で株価ショックが繰り返し押し寄せる可能性がある。 

2. 中東情勢という新たな火種

中東の武力衝突は数カ月で段階的に沈静化するとの見方もあるが、紛争や原油高の長期化リスクには留意が必要だ。 

トランプ発言は依然不安定要素であり、戦禍が極端に拡大しない限り日経平均は少しずつ下値を固める方向に進むのではないかとみられている。 

3. 「二極化相場」という罠

値上がり銘柄数が900と増加したものの、値下がり銘柄も600を超えており全面高とは言い難い。資金が一部の主導株に集中する一方で、その他の銘柄には広がっていない「二極化相場」が続いている。 

つまり、指数は上がっていても、自分が持っている株が上がっているかどうかは全く別の話なのです。


それでも「株高は続く」と専門家が言う理由

リスクだらけに見えても、強気派の専門家は根拠を持って強気です。

野村証券では2026年も株価上昇の基調は続くと予想しており、インフレ率のプラス圏定着により2025年度・2026年度の名目GDP成長率は3%以上を予想している。 

物価の上昇や賃金の上昇はこの先も続くとみており、2026年の春闘における平均賃上げ率は5.0%と引き続き高い伸びを見込んでいる。 

2026年度は人工知能向けを含む半導体やデータセンター需要の増加などから業績が大きく持ち直し、営業利益は14.6%増と2ケタの増益を予想している。 

つまり、「相場は荒れているが、日本経済の土台は崩れていない」という見方です。


今の相場、投資家はどう動けばいいのか

正直、「買い時か待ち時か」は誰にも断言できない局面です。ただ、ひとつ言えることがあります。

2024年8月の株価急落や2025年4月のトランプ関税ショックでは、株価が大きく下落した後に急速に株価が戻している。 歴史を振り返ると、急落のたびに「もう終わりだ」と思わせて、その後に回復してきたのが株式市場の姿です。

今の相場を一言で表すなら「強い土台の上に、予測不能なノイズが乗っている状態」。長期の積み立て投資なら気にしすぎず継続、短期トレードなら慎重に——この判断軸は今も変わりません。


※この記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。​​​​​​​​​​​​​​​​

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