クロッキーとカタツムリ「キュンとする毎日」

 旅行中のある日、自転車好きのクロコダイルのクロッキーは、森の中でカタツムリに出会いました。

「こんにちは、カタツムリさん！今日は自転車に乗っているんだ。一緒に走りましょう！」とクロッキーは言いました。

カタツムリは少し驚きながらも、「ええ、いいですよ。

でも、私は歩くのが遅いから、クロッキーさんに追いつけるかどうか心配です。」と答えました。

クロッキーはにっこり笑いながら、「大丈夫ですよ。ぼくの自転車に乗って、のんびりと走るだけですから、カタツムリさんも一緒に楽しめますよ。」と言いました。

そして、2匹は一緒に森の中を走り始めました。クロッキーはカタツムリの歩調の様にゆっくりと走りました。

カタツムリは初めは少し緊張していましたが、クロッキーと一緒に風を感じながら走ると、とても楽しい気持ちになりました。

途中で、2匹は木陰で休憩をしました。

カタツムリは「クロッキーさん、こんなに楽しい自転車の旅を初めて経験しました。ありがとうございます。」と言いました。

クロッキーは「いいえ、私こそ楽しいです。カタツムリさんと一緒に走るのは、とても気持ちがいいですね。また一緒に走りましょう。」と答えました。

2匹はその後も、自転車で森の中をのんびりと走り続けました。クロッキーとカタツムリの友情は、この自転車の旅を通じて深まったのでした。