ティアフォー(593A)、高値から約47%安の水準で+17.77%急反発。赤字と補助金のなかで問われる「4Q売上集中」の実現性
この記事は、2026年10月1日時点で確認できた検索結果のみに基づいています。確認できなかった点は「不明」と記載しています。
終値は約2,015円で、前日の1,711円から一気に跳ねた。これは買い時のサインでしょ!」
それに9月4日の高値は3,790円だった。今の水準はそこから約47%低い。
1,000円で買ったものが一時3,790円まで跳ね、半分近くまで戻ってきた状態だ。」
そこから見たら、まだ2倍以上だよ!」
9月2日の出来高は約6,966万株で、発行済株式の約110%にあたる。
持っている株が1日で全員分入れ替わったようなものだ。業績の進捗では説明しきれない動きだ……。」
3,790円で買った者は、今も含み損を抱えておる。上値には「やれやれ売り」が待っておるじゃろう。」
……待って、9月9日の終値は2,275円だったよね。そこが次の壁ってこと?」
そして夜間PTSは1,997円と、東証終値から約0.89%下がっておる。
反発の勢いが翌日も続くかは、まだ分からんの。」
……それでも、なぜ上がる日は上がるんだ。」
補助金収入37億円が下支えしたが、研究開発費を含む販管費88億円が重い。
売上52億円に対して、お小遣いを88億円使っている家計のようなものだな。」
でも3Q累計の売上と売上総利益は前年比で30%超の増加って、決算説明会の記事に書いてあったよ!成長はしてるんでしょ?」
ただし、ここに落とし穴がある。ある分析記事によると、3Q単体の売上は809百万円、営業損失は2,724百万円だった。
通期売上の約39%を、最後の4Qに積む計画だそうだ。
1年で稼ぐ予定のお小遣いの4割を、最後の3カ月で一気に稼ぐ予定ということになる。」
株価は期待で動くが、未達の報が出ると、期待は一瞬で剥がれるものじゃ。
これが最大のリスクじゃな。」
SBI証券が「買い」で目標株価2,855円、新規カバレッジを開始したし、ルネサスとの協業も出たし!」
つまり、収益化はまだ数年先だという前提で付けた目標株価だ。
ルネサスとの協業は8月20日、JSTの次世代エッジAI半導体研究開発事業への参画は8月14日の開示だ。
サウジの自動運転バス実証事業とグローバルサウス向け補助金の採択も出ているが、株探の記事に日付がなく、株価への影響は不明だ。」
ニュースが出るたびに飛びつくのは、雨のたびに傘を買い足すようなものじゃ。」
掲示板には、10月の新TOPIX採用発表まで下がらないでほしいって書き込みもあったよ!」
注目すべきは、次の本決算で4Qの売上集中が計画どおり実現するかどうかだ。ただし次回の決算発表日も、現時点では未定となっている。」
赤字が続いて、お金が尽きたりしない?」
これはその記事の推計で、会社が公表した数字ではない。自己資本比率は73.5%から66.0%に下がったが、上場後は80%超に回復するという試算だ。
すぐに資金が尽きる状況ではなさそうだが、赤字が続く以上、資金は少しずつ減っていく。」
次に見るべきは、9月9日終値の2,275円を超えられるか、そして9月29日の1,711円を割らずに踏みとどまれるかじゃ。
上にも下にも、大きく動く余地がある銘柄じゃよ。」
反発の勢いに乗って、少額から買ってみたい。ボクは即買い派でいくよ!」
買うなら、株価が大きく押した場面で少しずつだ。……データは慎重と言っているが、市場がどう動くかは、正直わからない。」
入るなら、損切りラインを決めてから、小さく入ることじゃな。」
【593A】9月30日に急反発 2,015円まで上昇した株価の買い時・売り時を整理
9月30日の東証終値は2,015円。前日比304円高、+17.77%と大きく反発しました。
一方で、9月4日には3,790円まで上昇しており、現在はその高値から約47%低い水準です。
上場後の値動きもかなり大きく、7月22日の初値1,009円から8月7日には871円まで下落。その後9月4日に3,790円まで急騰し、9月29日には1,711円まで調整しています。
つまり現在は、長期的な上昇トレンドが確定したというよりも、大きな値幅の中で反発している局面として見る必要があります。
■現在の株価
9月30日終値
2,015円
前日比
+304円
+17.77%
夜間PTS
1,997円(9月30日23:58時点)
9月30日の急反発によって、9月29日の1,711円から304円上昇しました。
ただし、9月4日の高値3,790円と比較すると、まだ大きく下の水準です。
■業績面は赤字が続いている
8月14日に上場後初の決算を発表。
9月期第3四半期累計では、
売上高
52億円
営業損失
68億円
純損失
42億円
となっています。
補助金収入37億円が業績を下支えした一方、研究開発費などを含む販管費が88億円と大きく、営業赤字が続いています。
通期売上高予想は85億円で、前期比+32.4%の増収予想です。
そのため、現時点では「売上成長」と「将来の黒字化」が株価を見るうえで重要なポイントになります。
■買い時
現在の2,015円付近を一気に買うより、株価が落ち着くかを確認する方法があります。
◆買い時候補① 1,700~1,800円付近
9月29日の終値が1,711円だったため、この付近は直近の下値として意識されやすい水準です。
1,700円台まで調整しても大きく崩れず、再び反発する動きが確認できれば、買いを検討する材料になります。
ただし、1,700円を明確に割り込む場合は、さらに下値を探る可能性があります。
◆買い時候補② 2,000円前後を維持できる場合
9月30日に2,015円まで急反発したため、今後2,000円前後を維持できるかがポイントです。
2,000円付近で下げ止まり、出来高を伴って再び上昇する動きになれば、9月30日の急反発が一時的な動きではなかったかを確認する材料になります。
逆に、2,000円を割って急速に1,800円台へ戻る場合は、9月30日の上昇が一過性だった可能性にも注意が必要です。
◆買い時候補③ 2,300~2,500円を明確に突破した後
9月9日の終値は2,275円でした。
そのため、今後2,300円前後を明確に突破し、その後も株価が崩れない展開になれば、短期的な下落局面から流れが変わったかを確認するポイントになります。
ただし、急騰直後のため、高値を追って買う場合は値動きの大きさに注意が必要です。
■売り時
◆売り時候補① 2,700~2,900円付近
SBI証券は新規カバレッジで目標株価2,855円を提示しています。
ただし、これはSBI証券による予想であり、将来の株価を保証するものではありません。
株価が2,800円前後まで上昇した場合は、9月30日の2,015円から大きく上昇しているため、利益確定を検討する価格帯の一つになります。
◆売り時候補② 3,000円台
9月4日の高値3,790円に近づくにつれて、過去の高値で利益確定売りが出る可能性があります。
特に3,000円を超えて急上昇した場合は、9月4日の3,790円が意識されやすくなります。
3,500~3,790円付近まで上昇した場合は、過去の高値圏であるため、値動きを慎重に確認したいところです。
◆売り時候補③ 下落した場合の損切りライン
買った後に株価が下落した場合は、あらかじめ撤退ラインを決めておく方法があります。
例えば1,700円前後を重要な下値として見るなら、そこを明確に割り込んだ場合に保有を続けるのか、損失を限定するのかを事前に決めておくと判断しやすくなります。
これは「必ず売るべき価格」という意味ではなく、損失管理のための一つの考え方です。
■チャートで見る重要価格
下値として意識したい価格
1,700円前後
↓
1,800円前後
↓
2,000円前後
上値として意識したい価格
2,275円前後
↓
2,855円前後
↓
3,000円
↓
3,500~3,790円
■今後の注目ポイント
この銘柄は、現在の利益水準だけで判断するより、今後の事業成長と黒字化への進展を確認することが重要です。
特に注目したいのは、
・売上高が通期予想85億円に向けて伸びるか
・営業赤字が縮小するか
・研究開発費などの負担がどう変化するか
・補助金に依存しない事業成長が進むか
・自動運転関連の実証事業が実際の収益につながるか
・ルネサスとの協業が事業成果につながるか
・次回決算で業績見通しに変化が出るか
です。
■買い時・売り時まとめ
現在値
2,015円
買いを検討する場合の候補
1,700~1,800円付近
→ 直近安値圏まで調整した場合
2,000円前後
→ 急反発後も株価を維持できる場合
2,300円前後を明確に突破
→ 上昇トレンドへの転換を確認する場合
売りを検討する場合の候補
2,700~2,900円
→ SBI証券の目標株価2,855円も意識される水準
3,000円台
→ 過去の高値3,790円に近づく水準
3,500~3,790円
→ 9月4日の高値圏
下落時
→ 1,700円前後を明確に割り込んだ場合は、損失管理を検討する水準
■まとめ
9月30日は1,711円から2,015円まで急反発しました。
ただし、9月4日の3,790円からは大きく下落しており、現在も株価変動は非常に大きい状態です。
また、業績は増収予想である一方、営業赤字・純損失が続いています。
そのため、2,015円という現在値だけを見て判断するのではなく、
「1,700~1,800円付近で下げ止まるか」
「2,000円前後を維持できるか」
「2,300円前後を突破できるか」
「2,800円前後から3,000円台で上値を抑えられるか」
を確認しながら考える局面です。
特に急騰後は値動きが大きくなりやすいため、一度に大きな金額を投入するのではなく、複数の価格帯に分けて検討する方法もあります。
※本記事は公開情報をもとに株価・業績・材料を整理したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価や利益を保証するものではなく、投資に関する最終的な判断はご自身でお願いします。
コメント
コメントを投稿