ソフトバンクG(9984)急反発の裏側 純利益17.7%減でも株価が2日で+25%跳ねた「本当の理由」



 


ソフトバンクG(9984)急反発の裏側 純利益17.7%減でも株価が2日で+25%跳ねた「本当の理由」
ソフトバンクグループ(9984)は、かつての携帯電話事業をソフトバンク(株)に譲渡し、現在はAI関連企業やArm、旧アリババなどへの投資を軸とする投資持株会社です。孫正義氏が会長兼社長執行役員を務め、東証プライム市場・日経平均採用銘柄でもあります。直近では株価が乱高下しつつ急反発する動きを見せており、2027年3月期第1四半期決算や1兆円規模の個人向け社債発行など、材料が重なっています。今回はこの状況を、3人のキャラクターに読み解いてもらいます。
テーマ①:現在の株価・直近の値動きについて
👦 一休
見てくださいこれ!9月2日に4,924円まで下がったと思ったら、9月4日に+11.78%、9月7日にはさらに+11.22%!
もうジェットコースターですよ!買っておけばよかった〜!
🤖 ベッカー
冷静にいきましょう。2日連続で1割超の上昇というのは、100点満点のテストで急に120点取るくらい異常な値動きです。
材料としては、アーム株の上昇や、オープンAIの新型モデル提供に関する報道が重なったことが引き金と見られています。
👦 一休
やっぱりAI関連は強いですね!このまま青天井じゃないですか?
🧘‍♂️ ガンジー
一休くん、ちょっと待ちなさい。下落からの急反発というのは、いわば振り子が大きく揺れている状態だ。
振り子は右に振れれば必ず左にも戻る。直近5営業日で値幅が大きいということは、それだけ売り方も買い方も浮き足立っているということじゃよ。
🤖 ベッカー
データで補足すると、投資家心理を示す投票では「強く買いたい」が76%超、「売りたい」がほぼゼロという、かなり買い方に偏った状態です。
……理屈の上ではこれだけ買い意欲が強ければ調整が入りやすいはずなんですが、なぜか市場はまだ強気を続けている。正直、少し気味が悪いです。
🧘‍♂️ ガンジー
数字だけでは測れない「熱」がある時は、チャートよりも群衆の温度を見るものじゃ。
今はまさに、それが当たっているタイミングかもしれんな。
👦 一休
ガンジーさんの勘、当たりすぎて怖いんですけど……。
🤖 ベッカー
……(また勘で当てられた。データはこう言っているのに、なぜだ)
テーマ②:決算・業績・材料ニュースについて
👦 一休
決算も出てましたよね!売上高10.9%増えたって聞きました!これは絶好調ってことですよね!
🤖 ベッカー
そこだけ見ると良さそうですが、実は親会社帰属の純利益は前年同期比17.7%減の3,473億円でした。
たとえるなら、お小遣いをもらう総額は増えたのに、使う場所が増えすぎて手元に残る金額は減った、という状態です。
👦 一休
え、減ってるんですか!?じゃあ悪材料じゃないですか、なんで株価上がってるんですか!
🤖 ベッカー
そこが面白いところです。投資損益は1兆8,594億円の利益と、前年同期の4,869億円から大幅に改善しています。
Intel株の値上がりによる評価益が1兆3,329億円と大きく寄与しました。持っている資産の含み益が一気に膨らんだ、というイメージですね。
ただし、株式報酬費用の急増などで販管費が69.7%増、財務費用も98.9%増と、支出側もかなり膨張しています。
🧘‍♂️ ガンジー
含み益というのは、財布の中の現金ではなく、まだ売っていない宝くじのようなものじゃ。
今日の評価額が高くても、明日には市場の気分次第で目減りすることもある。実際、6月末に72兆3000億円あった保有株の時価純資産は、8月5日には約58兆円まで落ち込んだと報告されておる。
👦 一休
14兆円くらい一瞬で消えたってことですか!?怖すぎます……
🤖 ベッカー
そこは冷静に見るべきポイントです。CFOも「ダイナミックに動く市場の影響を受ける」とコメントしています。
もう一つの材料として、8月24日に1兆円規模の個人向け無担保社債発行が発表されました。既存社債の償還とAI関連投資への資金充当が目的で、国内企業の個人向け社債として過去最大規模です。
🧘‍♂️ ガンジー
大きな借金をしてでもAIに張り続ける、という孫氏らしい姿勢の表れじゃな。
攻めの経営は魅力的だが、財務費用が既に前年から倍増している点は、リスク管理の観点からは頭の片隅に置いておくべきじゃろう。
テーマ③:今後の見通し・注目ポイントについて
👦 一休
これから先はどうなるんですか?もっと上がりますよね?
🤖 ベッカー
通期業績予想に対する進捗率は、売上高24%、営業利益・純利益ともに27%と、1年分の宿題の4分の1強を1四半期で終えた計算で、順調な滑り出しと言えます。
ただし業績の実態は、本業の稼ぐ力というより保有株の評価損益に大きく左右される構造です。Intelやアームの株価次第で、今後も数字が上下に振れやすい点は注意が必要です。
🧘‍♂️ ガンジー
チャートで見れば、急落からの急反発という値動きは、まだ「土台が固まった」とは言い難い形じゃ。
上に行くにも下に行くにも勢いがつきやすい局面ゆえ、初めての人ほど飛び乗るのではなく、まずは値動きの荒さそのものを警戒すべきじゃな。
👦 一休
そうか……AIって聞くとすぐ飛びつきたくなっちゃうんですよね。
🤖 ベッカー
その気持ちは分かりますが、まずは決算内容と株価の関係を切り分けて見る癖をつけましょう。
今回のように、本業の利益は減っても株価が上がる場面は珍しくありません。何が材料になっているかを見極めることが大切です。
🧘‍♂️ ガンジー
9月17日に発行される1兆円社債の資金使途や、今後のAI投資の具体化も、株価を動かす種になりうる。
焦らず、次の材料が出るタイミングを見極めることじゃ。
まとめ:3人のスタンス
👦 一休(即買い派)
AI関連の勢いは本物だと思うし、ここで乗らないと後悔しそう!少額からでも今すぐ買ってみたいです!
🤖 ベッカー(押し目・慎重派)
純利益は減益であり、上昇の主因は保有株の評価益という不安定な要素です。飛びつくより、決算内容を消化した後の押し目を待つのが理屈上は合理的だと考えます。
🧘‍♂️ ガンジー(静観・リスク管理派)
急落と急反発を繰り返す今の値動きは、まだ方向感が定まっておらん。焦らず値動きが落ち着くのを見届けてから動いても遅くはないじゃろう。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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"Swing into Joy: A Fun Swing Jazz Experience"
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