モイ(5031)夜間PTS急騰+22%の衝撃、中間純利益76.6%増の中身とは
モイ(5031)夜間PTS急騰+22%の衝撃、中間純利益76.6%増の中身とは
モイ株式会社(証券コード5031、東証グロース市場)は、スマホ一台で誰でも生放送ができる動画配信アプリ「ツイキャス」を運営するライブ配信プラットフォーム企業です。2026年9月10日、2027年1月期の中間決算を発表し、株価は東証終値で355円(前日比+2.90%)となったあと、夜間PTSでは435円(東証終値比+22.54%)まで急伸しました。今回は、この決算内容と株価の動きについて、3人の個性派投資家に語ってもらいます。
これもう明日ストップ高待ったなしじゃないですか!?
コンビニのレジが1台しか開いていない状態で、たまたま大口が並んだだけで数字が跳ねるようなものですよ。
今の動きは、その値幅のちょうど真ん中あたりに戻ってきたにすぎん。
これって明確な上昇トレンドじゃないですか!
信用買残も9/4時点で107万株超、前週比+4万株と積み上がっています。……理屈の上では健全な資金流入なのですが。
皆が同じ方向を向いている時ほど、風向きが変わった時の落差は大きいものじゃ。
これって注目度が上がってる証拠じゃないんですか?
ただ、時価総額はわずか61億円ほどの小型株ですから、少額の資金でも値が大きく動きやすい点は割り引いて見る必要があります。
ただし中間純利益は前年同期比プラス76.6%と大きく伸びました。
矛盾してません!?
前年同期にあった特別損失が今期は発生しなかったため、最終的な手取りである純利益が押し上げられた形です。
課金ユーザー数の減少が売上減の主因、という点はしっかり頭に入れておいた方がよい。
……会社側がそう言っている以上、信じたいところですが、正直これは私の得意な「数字の裏付け」がまだ十分ではありません。
今年5月から6月にかけて基本合意、第三者割当増資、そして株主構成の異動まで発表され、財務基盤の強化とSBIとの連携という新しい材料が加わった。
提携の実際のシナジーがどこまで業績に反映されるかは、まだこれからの決算で見極める必要があります。
下期の課金ユーザー数の動向、そしてSBIとの提携効果が数字にどう表れるか、次回以降の適時開示を確認してから判断しても遅くはないはずです。
こういう値動きの荒い銘柄では、値幅制限(ストップ高・ストップ安の範囲)も広く、一日で大きく振られることを覚悟しておかねばならん。
インカムゲイン(配当収入)は期待できず、値上がり益狙い一本の銘柄という性格が強いですね。
登り切れば景色は良いが、ロープ(損切りライン)だけは必ず決めてから臨むことじゃな。
本記事は2026年9月10日から11日にかけて取得した公開情報をもとに作成した一般的な情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
買い時と売り時を教えて!
【モイ(5031)買い時・売り時の目安】
2026年9月11日時点
■現在の株価
9月10日終値:355円
前日比:+10円(+2.90%)
始値:346円
高値:355円
安値:341円
出来高:96,500株
9月10日の決算発表後、PTSでは一時435円まで上昇しており、東証終値355円から大きく上振れしています。
ただし、PTS価格は通常の東証取引とは異なるため、9月11日の東証寄り付きが435円になるとは限りません。
■今回の決算内容
2027年1月期第2四半期累計
売上高:31.81億円
前年同期比:3.8%減
営業利益:1.22億円
前年同期比:16.4%減
経常利益:1.81億円
前年同期比:横ばい
最終利益:1.21億円
前年同期比:77.9%増
最終利益は大幅増益でしたが、売上高と営業利益は前年同期を下回っています。株探によると、5~7月期の最終利益は前年同期比4.2倍となった一方、売上営業利益率は5.6%から3.9%へ低下しています。
つまり、今回の決算は「最終利益はかなり強いが、本業の売上・営業利益はそこまで強くない」という見方もできます。
■買い時の目安
現在の355円付近を追いかけて買うより、株価が落ち着くのを待つ方が慎重です。
◆第一候補
330~350円
9月上旬は330~345円付近で推移しており、355円より下の水準では過去の値動きから見ても買いやすいゾーンです。
◆第二候補
310~330円
決算後の急騰が一服して、300円台前半まで調整した場合。
この水準まで下がれば、急騰後の押し目として検討しやすくなります。
◆強い上昇を確認してから買う場合
360~380円を明確に突破
ただし、PTS435円を見て成行で飛びつくような買い方は慎重にしたいところです。
決算直後は値動きが非常に激しくなりやすいため、「上がっているから買う」より「押し目を待つ」方がリスクを抑えやすいと考えられます。
■買うなら
安全重視なら
330~350円で少量
↓
320~330円まで下がれば追加
↓
300円台前半まで下がれば、業績や材料を再確認
という分散した買い方が考えやすいです。
一度に全額を入れるより、複数回に分ける方が急落への対応はしやすくなります。
■売り時の目安
◆第一利確候補
400円前後
355円から400円まで上昇すると約12.7%の上昇です。
決算材料による急騰が続いた場合、まず利益確定を考えやすい水準です。
◆第二利確候補
430~450円
PTSでは435円まで上昇しているため、東証でもこの水準まで買われた場合は短期的な利益確定を検討しやすいゾーンです。
特に435円前後まで一気に上昇した場合は、PTSの値段をそのまま追いかけるのではなく、実際の東証での出来高と値動きを確認したいところです。
◆強い上昇が続いた場合
480~500円
ここまで上昇すれば、355円から約35~41%の上昇になります。
短期間でここまで上昇した場合は、全部売却ではなく、一部利益確定という方法も考えられます。
■損切り・撤退の目安
短期売買なら、300円割れには注意したいところです。
330円付近で買った場合
320円割れ
↓
300円前後
↓
300円割れ
と下落した場合は、決算後の上昇シナリオが崩れてきた可能性を考えたいところです。
特に300円を明確に割り込み、出来高を伴って下落する場合は、無理に持ち続けない判断も必要です。
■今のモイで一番注意したいところ
PTS435円という数字だけを見ると、かなり強い決算に見えます。
しかし、実際の中間決算を見ると、売上高は前年同期比3.8%減、営業利益は16.4%減です。
一方で、最終利益は77.9%増と大きく改善しています。
そのため、
「業績が全面的に急改善したから株価が上がった」
というより、
「最終利益の大幅増益や決算内容を材料に、株価が反応している」
と見る方が慎重です。
■今後の注目ポイント
・PTS435円の水準を東証でも維持できるか
・400円を突破できるか
・450円付近で売りが増えるか
・500円を目指す動きになるか
・330~350円付近まで押した場合に買いが入るか
・300円台前半を維持できるか
・売上高の減少が止まるか
・営業利益率が改善するか
・ツイキャス事業の利用状況
・新しい配信企画などによる利用者・売上の伸び
・SBIグループとの資本業務提携による今後の事業効果
・第三者割当増資後の株式需給
9月10日には決算発表と同時に、京都大学iPS細胞研究所との共同研究に基づく特許共同出願についても開示されています。
■買い時・売り時まとめ
買いを検討しやすい
330~350円
かなり慎重に買う
310~330円
強い上昇を確認してから
360~380円突破
短期利益確定候補
400円前後
強めの利益確定候補
430~450円
さらに上昇した場合
480~500円
下落時の警戒ライン
300円前後
300円を明確に割れた場合
いったん撤退を検討
■個人的な見方ではなく、値動きから整理すると
現在355円なら「今すぐ全力買い」より「押し目待ち」を優先したい場面です。
特にPTS435円まで急騰しているため、9月11日の東証で寄り付きから大きく上昇した場合は、買い場というより短期的な過熱に注意する場面になる可能性があります。
逆に、急騰後に350円前後まで戻ってきて、そこから下げ止まるなら押し目候補として見やすくなります。
330円前後まで調整しても株価が崩れず、再び350円台を回復する展開なら、比較的入りやすい形です。
※本記事は公開されている情報をもとに株価水準を整理したもので、特定の売買を推奨するものではありません。実際の投資判断は、最新の株価・決算資料・適時開示などを確認したうえで、ご自身の判断で行ってください。株価は大きく変動する可能性があります。
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