キオクシアホールディングス(285A)|高値から半値でも第1四半期は営業利益1.27兆円、5万円台の株価は割安か罠かを3人で徹底討論
2026年はAI向けデータセンター需要を追い風に株価が急騰し、6月22日に上場来高値112,700円を付けました。その後は急落し、9月28日午前の時点では54,000円台で推移しています。
※本記事は2026年9月28日午前時点の情報に基づく解説であり、投資勧誘を目的としたものではありません。
最高値の11万円台を知ってる身としては、半値以下なんて信じられない……。これ、もう買い時でしょ?」
9月28日10時台の株価は、松井証券で54,520円(前日比-1.26千円、-2.26%)、ご覧の画面で54,360円(-2.55%)です。時刻の差による誤差で、前営業日の終値55,780円から下げているという点は一致しています。
高値112,700円から見ると、確かに半分以下の水準です。」
7月17日にはストップ安水準の52,110円まで売られ、7月28日にはストップ安の44,550円で引けておる。最高値から6割以上落ちた底が、まだ2ヶ月前にあったということを忘れてはならんのう。」
ってことは、もう底打ちして上がっていくんじゃない?ボクは今のうちに乗っておきたい!」
直近を見ると、8月12日は49,870円、9月22日は日中高値54,570円、9月25日は55,780円です。5万円前後から5万5千円台のレンジで動いている、というのが客観的な描写です。
上昇トレンドに転換したのか、単なる反発なのか、現時点では……不明です。」
株探には9月24日に『26週線突破からの13週線が射程』というテクニカル記事が出ておった。半年の平均線を上に抜けたのは、悪い形ではない。ただし、それは『流れが変わるかもしれん』という入口にすぎん。
ワシなら、55,000円前後を上に抜けきれるかどうかを見守るのう。」
上がりそうなときに買いたいのに、様子見してる間に飛んでいっちゃったら悔しいじゃん!」
バスに乗り遅れても、次のバスは来る。しかし乗ったバスが崖に向かっておったら、降りられんこともある。この2ヶ月の急落は、その痛みを体験した人が多い相場じゃったよ。」
たとえるなら、1年で稼ぐ予定のお小遣いを、たった3ヶ月で何倍も稼いでしまったような数字です。」
絶対おかしいよ!業績がいいなら、株価も高いままじゃないとダメじゃない?」
ただ、解説記事によると、PER(株価が利益の何年分かを示す目安)は一時200倍を超えていて、調整後は50倍台まで落ち着いたとされています(かぶリッジ)。
つまり、利益に対して株価が先走りすぎていたので、その修正が入った、という見方ができます。ただしこの数字は個別ブログ的な解説記事のもので、公式データではない点に注意が必要です。」
最高の決算が出ても、『これ以上は伸びないかもしれん』と思われれば売られる。逆に悪い決算でも、『底は見えた』と思われれば買われる。相場とは、そういう不思議な生き物じゃよ。」
材料面も整理します。9月15日にはADR上場で100億ドル規模の資金調達を検討と伝わり、3日ぶりに反発しました。9月18日には日銀の利上げで反対が2人出たことでハト派色が意識され、半導体株が物色されています。
一方で、日経は一時9.8%安になった局面を『AI開発の鈍化懸念』と報じています。」
じゃあ、ADRで100億ドルも集まったら、会社はもっと強くなるってこと?」
また、資金調達は株式の数が増える(希薄化する)可能性もあるため、良い面と悪い面の両方があります。詳細は、現時点では……不明です。」
目標株価とは、天気予報のようなもの。当たることもあれば、外れることもある。それを鵜呑みにして飛びつくのは、傘を持たずに『晴れ予報』だけを信じて出かけるようなもんじゃ。」
確かに、予報が外れることもあるよね。」
金額が同じ1兆2,700億円になっており、指標の違いなのか混同なのか、私の手元の情報では……不明です。決算資料の原本で確認するのが確実です。」
ボクは絶対に上がると思うんだけど、根拠を教えてほしいな!」
株探の週間展望では、米マイクロンの決算に関心が集まっていると紹介されています。同じメモリ関連企業の決算は、市況の強弱を測る手がかりになる可能性があります。
ただし、その結果がキオクシアにどう影響するかは、現時点では……不明です。」
掲示板を見ると『分割で増える』『9月権利取りで、10月から下がる』といった声が出ておる。もし権利取りの買いが入っておったなら、その期待が剥がれたあとの動きに注意が必要じゃろう。
それから、日経の見出しには『自社株買い、株式分割も』とあった。この詳細と株価への影響は、まだ確認できておらんがのう。」
それなら、分割したら株が買いやすくなって、値上がりしそうな気がするんだけど!」
買いやすくなる効果で人気が出ることはありますが、それは心理面の話であって、業績が良くなるわけではありません。」
大事なのは『いくら儲かるか』の前に、『いくらまでなら失ってもええか』を決めておくこと。そこが決まっておらん者は、ジェットコースターから降りられんようになるのじゃ。」
もし買うなら、最初に『ここまで下がったら諦める』って決めておかないとダメなんだね。」
私のモデルでは割り切れない部分を、彼は経験で補っているのでしょう。」
営業利益1.27兆円という決算は、どう見てもすごいし、高値から半値なら『お買い得』に見える。……でも、さっきの話を聞いて、買うなら少しずつ、損切りラインを決めてからにするよ!」
業績は文句なしですが、決算数値の食い違い(1兆2,700億円の指標)や、ADR・株式分割の詳細が不明な点があります。まず一次資料で確認し、株価が落ち着いたところを分割して拾う戦略を取ります。」
5万円台のレンジを上に抜けるのか、下に割るのかを見届けてからでも遅くはない。買うなら資金は少なめに、逃げ道を先に決めてからにするんじゃぞ。」
出典:松井証券、Yahoo!ファイナンス、株探、日本経済新聞、ライブドアニュース、かぶリッジ ほか
【キオクシアHD(285A)買い時・売り時】
キオクシアHDは、AI向けデータセンター需要やNANDフラッシュ市場の動向に左右されやすい半導体関連銘柄です。
9月28日10時58分時点の株価は54,360円。前日比1,420円安(2.55%)となっています。
6月22日の上場来高値112,700円からは大きく調整しており、7月末には44,550円まで下落しました。その後は5万円台を中心に推移しています。
■現在の株価
9月28日10時58分
株価:54,360円
前日比:-1,420円(-2.55%)
9月25日終値:55,780円
松井証券では9月28日10時28分時点で54,520円でした。短時間でも値動きがあるため、株価は参考時点によって異なります。
■最近の株価の動き
6月22日:上場来高値112,700円
7月17日:52,110円
7月28日:44,550円
8月12日:49,870円
9月22日:54,570円
9月25日:55,780円
9月28日10時58分:54,360円
高値から大きく調整した後、7月末の44,550円を安値として反発しています。
ただし、現在も上場来高値からは大幅に下の水準で、値動きも非常に大きい銘柄です。
■業績面
2027年3月期第1四半期は、売上収益1兆7,671億円、営業利益1兆2,700億円、親会社帰属四半期利益8,422億円とされています。
AI向けデータセンターなどの需要が強まれば、メモリ需要の拡大につながる可能性があります。
一方で、半導体・メモリ市場は市況変動が大きく、AI関連投資の動向やメモリ価格などによって業績・株価が大きく変動する可能性があります。
■9月の主な材料
9月15日には、ADR上場による100億ドル規模の資金調達を検討しているとの報道がありました。
また、9月にはAI開発の鈍化懸念を背景に株価が大きく下落したと報じられています。
9月18日には、日銀の金融政策を受けて半導体株が物色されたとの報道もありました。
今後は米国の半導体関連企業の決算やAI向け設備投資の動向も、キオクシアHDの株価材料になる可能性があります。
■買い時
現在の54,000円台は、7月末の44,550円から反発した後の水準です。
そのため、一度に大きな金額を投入するより、株価の動きを確認しながら分けて購入する方法が考えられます。
目安としては、
・50,000円前後:下落時に注目したい水準
・47,000~50,000円:7月末の安値からの反発が続くか確認したい水準
・44,550円前後:7月末安値。ここまで下落した場合は、下値を支えられるか特に確認したい水準
現在の54,000円台から購入する場合は、さらに下落する可能性も考えて、購入金額を抑える方法があります。
逆に、55,000~56,000円台を明確に上回り、その水準を維持できるようなら、短期的な上昇基調が続くかを確認する場面になります。
■売り時
短期売買では、まず55,000~56,000円付近の値動きがポイントになります。
ここを明確に上回って上昇が続く場合は、次の上値を確認する展開が考えられます。
一方、55,000円台で上値を抑えられ、再び50,000円を割り込む場合は、7月末安値44,550円方向への下落に注意が必要です。
売却を検討する目安としては、
・55,000~56,000円付近:上値の重さを確認
・60,000円前後:大きな節目として値動きを確認
・50,000円割れ:下落トレンド再開に注意
・44,550円割れ:7月末安値を下回るため、さらに下値を探る展開に注意
という考え方ができます。
■キオクシアHDの注意点
キオクシアHDは値動きが非常に大きいため、「安くなったから必ず買い」とは考えず、業績・半導体市況・AI投資・メモリ価格などを合わせて確認することが重要です。
また、7月には大幅な下落を経験しているため、買値からさらに大きく下落する可能性も考えておく必要があります。
現在の54,000円台では、50,000円前後までの下落を想定したうえで購入金額を調整する方法が考えられます。
■まとめ
キオクシアHDは、AI・データセンター向け需要が追い風となる可能性がある一方、半導体市況の影響を受けやすく、株価変動も非常に大きい銘柄です。
買いを検討する場合は、50,000円前後への下落を待つ方法と、55,000~56,000円台を上回ってから上昇の強さを確認する方法があります。
売りを検討する場合は、55,000~56,000円付近での上値の重さ、60,000円前後での値動き、50,000円割れ、44,550円割れをそれぞれ確認することがポイントになります。
特に44,550円は直近の安値として重要な水準です。
株価は変動するため、実際の売買では注文前の最新株価と最新ニュースを確認することが大切です。
コメント
コメントを投稿