目標株価12300円へ増額の東海東京、GMOペイメントゲートウェイ(3769)の増収増益は"買い"の根拠になるか
目標株価12300円へ増額の東海東京、GMOペイメントゲートウェイ(3769)の増収増益は"買い"の根拠になるか
まず直近の値動きを整理しましょう。年初来高値は8月12日の10455円、年初来安値は5月14日の6885円。
そして8月10日には10305円だった株価が、9月8日には8629円まで下落し、9月17日時点で8869円まで戻しています。
ただ数字だけ見れば、直近1週間では8629円から8869円へと下げ止まり、じわりと戻す動きも出ておる。焦って高値づかみするのも、下げに驚いて投げ売りするのも、どちらも心の乱れが原因じゃ。
……本来ならデータはこう動くはずなのに、情報源によって数字がブレるというのは、正直なところ少し気持ちが悪いですね。
さらに8月14日発表の第3四半期累計(4月から6月の3ヶ月分を含む)では、最終利益が前年同期比22%増益で着地しています。
……業績はこれだけ良いのに株価が下がる局面があったというのは、正直、データだけを見ている私には理解しにくい動きです。
また8月26日にはGMOペイメントサービスと連携し、「GMO後払い」利用者のクレジットカード決済への移行を本格提供開始しています。事業領域を広げる動きが続いていますね。
東海東京の12300円は強気寄りの数字であり、全アナリストの平均よりも高い水準だという点は押さえておくべきです。
■GMOペイメントゲートウェイ(3769)買い時・売り時
現在の株価:8,869円
基準日:2026年9月17日終値
【株価の状況】
GMOペイメントゲートウェイは、8月12日に年初来高値10,455円を付けた後、9月8日には8,629円まで下落しました。
9月17日は8,869円まで戻しており、直近では下落後の反発が見られます。
一方で、年初来高値からはまだ大きく下げた水準にあり、8月の高値圏からの調整が完全に終了したかは確認が必要です。
【買い時の目安】
①8,600円前後
直近の安値圏に近い水準です。
8,600円前後まで下落してきた場合は、下値を確認しながら検討する水準になります。
一度に全額を投入せず、少額から分けて購入する方法もあります。
②8,300~8,500円
さらに調整した場合に注目したい価格帯です。
8,600円を明確に下回ってきた場合は、次の買い場候補として8,300~8,500円付近を確認します。
③8,000円前後
大きく下落した場合の中期的な買い場候補です。
ただし、株価がここまで下落する場合は、単なる調整なのか、業績や市場環境に変化が出ているのかを確認することが重要です。
④9,000円を明確に回復した場合
下落後の反発が続き、9,000円台を安定して維持できるようなら、上昇トレンドへの復帰を確認するポイントになります。
ただし、急上昇したところを一括で買うより、値動きを確認しながら分けて購入する方法が考えられます。
【買い方の目安】
8,600円前後:打診買いを検討
8,300~8,500円:追加購入を検討
8,000円前後:さらに下落した場合の候補
9,000円台を回復:上昇転換の確認ポイント
株価が下落した場合に買い増す余力を残しておくことが重要です。
【売り時の目安】
①9,500円前後
まず確認したい戻り売り候補です。
9,500円付近まで上昇した場合は、8月以降の下落からどこまで戻せるかを確認するポイントになります。
②10,000円前後
心理的な節目となる価格帯です。
10,000円付近まで上昇した場合は、利益確定を検討する価格帯の一つになります。
③10,300円前後
東海東京証券が以前示していた目標株価10,300円を上回る水準まで戻した場合は、上値の重さを確認したいところです。
④10,455円前後
2026年8月12日の年初来高値です。
ここまで戻した場合は、直近高値を再び試す展開になります。
高値更新に失敗して上髭が続く場合は、利益確定を検討するポイントになります。
⑤12,000円台
東海東京証券は9月17日に投資判断「強気」を継続し、目標株価を10,300円から12,300円へ引き上げています。
ただし、これは証券会社による目標株価であり、将来の株価を保証するものではありません。
【売却を検討するポイント】
・9,500円前後まで戻した場合
・10,000円を超えて上昇した場合
・10,455円の年初来高値に接近した場合
・年初来高値を更新した後に上値が重くなった場合
・8,600円を明確に割り込んだ場合
・8,300円付近まで下落した場合
・業績見通しに悪化が確認された場合
・決済関連事業や金融関連事業の成長率が鈍化した場合
【損切りを考える場合】
8,600円付近は直近の下値を確認する重要な水準です。
ここを明確に割り込み、さらに下落が続く場合は、買い時の想定が崩れていないか確認する必要があります。
8,300円を割り込む場合は、さらなる下値を警戒する価格帯です。
ただし、損切り価格は購入価格や投資期間によって変わるため、一律の価格を設定するのではなく、あらかじめ許容できる損失幅を決めておく方法があります。
【業績面】
2026年9月期第3四半期累計では、最終利益が前年同期比22%増となりました。
中間決算でも売上収益460.84億円、営業利益187.92億円となり、前年同期比で増収増益となっています。
決済代行事業や金融関連事業が堅調に推移しており、海外FinTech事業者向けのレンディングサービスも好調とされています。
年間配当金は170円への増配予定となっています。
【直近の材料】
9月15日には、EC・オンラインサービス向けに複数の共通ポイントサービスを一元化する「ポイント決済サービス」の提供開始を発表しました。
8月26日には、GMOペイメントサービスと連携し、「GMO後払い」利用者のクレジットカード決済への移行を本格提供しています。
8月6日には、Universal Commerce Protocol(UCP)の仕様を採用した独自の決済ソリューション構築を発表しています。
【注意したい点】
8月12日の10,455円から9月8日の8,629円まで下落しており、短期間での値動きは大きくなっています。
9月17日は8,869円まで反発していますが、10,000円台を回復できるかはまだ確認が必要です。
また、証券会社の目標株価はあくまで予想値であり、実際の株価がその価格まで上昇するとは限りません。
【買い時・売り時まとめ】
買い時候補
8,600円前後:直近安値圏
8,300~8,500円:下落時の追加候補
8,000円前後:大幅調整時の候補
9,000円台定着:上昇転換を確認してから検討
売り時候補
9,500円前後:最初の利益確定候補
10,000円前後:心理的節目
10,300円前後:目標株価水準
10,455円前後:年初来高値
10,455円突破後:高値更新の継続を確認
12,000円台:東海東京証券の目標株価12,300円付近
【現在の考え方】
8,869円では、直近安値8,629円からすでに反発しているため、安値圏での買いを狙う場合は8,600円前後までの押し目を待つ方法があります。
一方、9,000円台を明確に回復して定着する場合は、下落トレンドからの転換を確認する場面になります。
上昇した場合は9,500円、10,000円、10,300円、10,455円を順番に確認しながら、利益確定を検討する方法があります。
最終的な売買判断は、株価だけでなく決算内容、業績予想、出来高、市場全体の動向なども確認したうえで判断することが重要です。
※本記事は公開情報をもとに株価水準や材料を整理したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。将来の株価や利益を保証するものではありません。
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