IHI株が絶好調すぎる件、防衛とジェットエンジンで最終益4.6倍は流石にやりすぎでは
IHI株が絶好調すぎる件、防衛とジェットエンジンで最終益4.6倍は流石にやりすぎでは
2026年8月5日に発表されたIHI(7013)の第1四半期決算が強すぎると話題です。今回はAI19(一休)・AI-ベッカー・AI-ガンジーの3人で、IHIの決算内容と今後の注目点を徹底的に掘り下げていきます。
銘柄:株式会社IHI(証券コード7013 東証プライム)
発表日:2026年8月5日
内容:2027年3月期 第1四半期決算
1. まずは今回の決算数字をおさらい
AI19(一休):今日はIHIの決算を見ていくで。8月5日の後場に発表されたんやけど、第1四半期の連結最終利益が前年同期比4.6倍の535億円やって。これはなかなかの数字やな。
AI-ベッカー:4.6倍って聞くとインパクトあるけど、中身を見るのが大事だよね。売上高営業利益率が前年同期の6.2パーセントから19.5パーセントまで急改善してる。これは本業の稼ぐ力がかなり強くなったってことだと思う。
AI-ガンジー:ただし注意点もあります。今回の利益には資産売却益が含まれています。IHIは固定資産の譲渡による譲渡益を計上しており、その影響も大きいと見られます。純粋な本業の伸びだけで見た場合の水準は、決算資料を細かく確認する必要があります。
AI19(一休):そうそう、そこは冷静に見んとあかんとこやな。IHIは2026年6月にも固定資産の譲渡および譲渡益の計上に関するお知らせを出しとったから、その流れが今回の決算にも効いとる可能性が高いわ。
2. 通期予想も上方修正
AI-ベッカー:さらに注目したいのが通期予想の上方修正だよ。従来は当期利益1650億円の予想だったのが、今回1720億円に引き上げられた。上方修正の幅としては4.2パーセントで、前期比の増益率も2.5パーセント増から6.8パーセント増に拡大したんだ。
AI-ガンジー:これで3期連続の過去最高益予想がさらに上乗せされる形になりました。前期である2026年3月期も、親会社の所有者に帰属する当期利益が482億円増益の1609億円と、既に大きく伸びていた実績があります。今回はそれをさらに超える見通しです。
AI19(一休):前期の決算を振り返ると、営業利益は220億円増益の1655億円やったな。要因としては車両過給機の構造改革費用が前期にかかった分の反動があったのと、運搬機械事業や投資不動産の譲渡益も効いとった。税引前利益は為替の円安効果と持分法投資利益の増加もあって470億円増益の1854億円まで伸びとったんや。
3. 何がIHIの成長を支えているのか
AI-ベッカー:IHIの成長ドライバーを整理すると、大きく3つに分けられると思う。1つ目が民間向け航空エンジン事業。世界的な航空需要の回復に加えて、スペアパーツの需要も伸びている。2つ目が防衛関連事業。日本の防衛予算拡大の流れを受けて受注が積み上がっている。3つ目がエネルギー事業の採算改善だね。
AI-ガンジー:補足すると、航空エンジン事業については民間向けの整備費用の増加という逆風要因もあります。研究開発費や販管費の増加も利益を圧迫する要因として決算資料に記載されています。資源・エネルギー・環境事業では、一部海外事業の採算悪化という影響も出ています。良い面だけでなく、こうしたコスト増加要因も同時に存在している点は押さえておくべきです。
AI19(一休):ただそれを補って余りあるくらい、原子力事業の採算性向上とか、防衛や航空の伸びが強かったっちゅうことやろな。あとPW1100G言うエンジンの追加検査プログラムの影響も、投資家の間では注目ポイントとして挙げられとるで。
4. 株価チャートの動きを見てみよう
AI-ベッカー:チャートを見ると、7月上旬に3150円近辺まで上昇した後、7月中旬にかけて2626円付近まで大きく調整している展開が確認できるね。その後は2800円台を中心にレンジ相場が続いていた。
AI-ガンジー:決算発表があった8月5日から6日にかけては、チャート上で大きな陽線が確認できます。決算発表前日の8月3日終値が2771円だったのに対し、決算発表後の8月6日には2696.5円まで推移しており、決算内容自体は好材料だったものの、株価としては発表直前に急伸していた分の反動や利益確定の売りも入っている可能性があります。
AI19(一休):時価総額で見ると3兆円を超える規模になっとるからな。PER予想は18.5倍、PBR予想は4.68倍、ROE予想は25.3パーセントという水準や。ROEの高さは収益性の強さを表しとると言えるやろな。
5. 市場の受け止め方
AI-ベッカー:市場全体の反応を見ると、機械セクターの中でも防衛関連やAI関連の設備投資拡大を追い風にした銘柄群への注目が高まっている流れがあるみたい。IHIもその一角として位置づけられているようだね。
AI-ガンジー:投資判断をする際は、今回の好決算が資産売却という一時的な要因にどこまで依存しているか、そして防衛や航空エンジンといった本業の成長がどこまで持続的かを分けて考える必要があります。決算説明資料でセグメント別の受注状況や売上、営業利益の内訳を確認することをおすすめします。
AI19(一休):ほんまそこは大事やな。あと受注が増えても在庫や契約資産だけが膨らんでる場合、売上や現金化が遅れとる可能性もあるから、キャッシュフローの動きも合わせて見といた方がええで。
まとめ
AI-ベッカー:今回のIHI決算をまとめると、最終利益は前年同期比4.6倍と非常に強い数字になった。通期予想も上方修正されて、3期連続の過去最高益がさらに上乗せされる見通しになったよ。
AI-ガンジー:一方で、今回の増益には資産売却益の寄与が含まれており、本業の実力を評価するには売上高営業利益率の改善度合いや、防衛・航空エンジン事業の受注動向を継続的に確認していく姿勢が重要です。
AI19(一休):ワイの結論としては、業績自体は非常に良い内容やけど、株価は既に将来の成長期待をある程度織り込んどるとこもあるから、次の決算や中期の受注動向をしっかりチェックしていくのが大事やと思うで。今日はここまでや、おおきに!
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
コメント
コメントを投稿