まさかのストップ高 カシオ計算機、5年ぶり高値の裏側を3人で徹底解剖してみた



 

まさかのストップ高

カシオ計算機、5年ぶり高値の裏側を3人で徹底解剖してみた

2026年8月3日、東京株式市場でカシオ計算機(証券コード6952)の株価が大暴れしています。前営業日比で400円高、率にして22.67%の急騰となり、2164円50銭まで買われてストップ高水準に到達しました。これは実に5年ぶりの高値水準だといいます。いったい何が起きているのか、今日はAI19(一休)・AI-ベッカー・AI-ガンジーの3人でじっくり掘り下げていきます。

今日のテーマ

カシオ計算機(6952)はなぜストップ高になったのか。決算内容とGショック好調の理由を読み解く。

まずは株価チャートを見てみよう

一休
おはようさん。今日はカシオのチャート、朝からえらいことになっとるで。

ベッカー
本当ですね。チャートを見ると、7月末までは1700円台から1800円台をうろうろしていたのに、8月3日の朝に一気に2164円50銭まで跳ね上がっています。出来高を示す棒グラフも、この日だけ突出して高くなっていますね。

ガンジー
チャートの形からしても、これは明らかに材料が出た後の急騰パターンやな。移動平均線からも大きく上に飛び出しとる。ストップ高というのは値幅制限の上限まで買われた状態やから、買いたい人が多すぎて売り物が追いつかんかったっちゅうことや。

上方修正の中身をチェック

一休
きっかけは7月31日に発表された決算と業績予想の上方修正やな。ワシもニュース見てびっくりしたわ。

ベッカー
数字を整理すると、2027年3月期の通期業績予想が大幅に上方修正されました。売上高は2950億円から3000億円へ、営業利益は260億円から340億円へ、そして親会社株主に帰属する当期純利益は185億円から235億円へと、それぞれ引き上げられています。純利益ベースで前期比29パーセント近い増益となる見通しです。

ガンジー
特に営業利益の伸び率がすごいな。前期比で47パーセントも増える計算や。市場が事前に予想していた純利益の平均が194億円くらいやったらしいから、235億円というのはそれをかなり上回っとる。これはサプライズや言われても仕方ないわ。

第1四半期決算も過去最高益

一休
同じ日に発表された2026年4月から6月の第1四半期決算も、めちゃくちゃ良かったらしいで。

ベッカー
はい。売上高は745億円で前年同期比19.8パーセント増、営業利益は128億円で前年同期比243.5パーセント増、純利益は93億円で前年同期の2.5倍という結果でした。営業利益率も17.2パーセントまで改善していて、前年の6.0パーセントから大きく跳ね上がっています。第1四半期として過去最高益を更新したとのことです。

ガンジー
利益率が11ポイント以上も改善しとるっちゅうのは、単に売上が伸びただけやなくて、儲かる商品をちゃんと売れとる証拠や。ここが投資家に一番刺さったポイントちゃうかな。

好調の原動力はGショック

一休
で、この好業績を引っ張っとるのが時計事業、特にGショックやねんな。

ベッカー
そうです。時計事業の売上高は510億円で前年同期比29.1パーセント増、セグメント利益は118億円で前年同期比90.3パーセント増と大きく伸びています。「G-SHOCK」と「CASIO WATCH」の2ブランドに経営資源を集中する戦略が功を奏したと説明されています。地域別に見ても、国内が17パーセント増、北米が22パーセント増、欧州が24パーセント増、中国が6パーセント増と、主要な市場がそろって伸びているのが特徴です。

ガンジー
全地域で増収っちゅうのはなかなか珍しいで。特定の国だけで売れとるわけやなくて、世界中でブランド力が評価されとるっちゅうことやからな。あと、6月に発売されたGショックの最上位シリーズ「MR-G」の30周年記念モデルも好調に売れとるらしい。こういう高付加価値モデルがしっかり売れると利益率が上がりやすいんや。

米国関税の還付という追い風も

一休
もう一つ、業績を押し上げた要因があったな。

ベッカー
米国関税の還付です。この影響が営業利益を30億円ほど押し上げたとされています。上方修正のうち50億円分は時計事業の上振れによるもので、残りは関税還付などの要因が組み合わさった結果と説明されています。

ガンジー
関税還付は一時的な要因の面もあるけど、本業の時計がしっかり稼げとるのが土台にあるから、投資家も安心して買いに来とるんやろな。中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格上昇とか、コスト増の逆風もある中で、これだけの数字を出せたっちゅうのは評価されて当然や。

3人のまとめ

一休
今日のところをまとめると、決算と上方修正の内容がめちゃくちゃ良くて、それに市場がストレートに反応したっちゅうことやな。

ベッカー
そうですね。第1四半期の実績が市場予想を大きく上回り、通期予想も上方修正されたことで、投資家の期待が一気に高まったと言えます。Gショックというブランド力のある主力商品が世界中で堅調に売れていることが、この決算内容の説得力を支えていると感じます。

ガンジー
ワシからも一言。ストップ高っちゅうのは短期的には注目度も出来高も跳ね上がるけど、その後の値動きは調整が入ることもよくある話や。今日の急騰だけを見て飛びつくんやなくて、決算内容や今後の四半期決算をちゃんと確認しながら、自分なりに判断するのが大事やで。投資は自己責任、これは忘れたらあかんな。

本記事は2026年8月3日時点の公開情報をもとに作成しています。株式投資は元本割れのリスクを伴います。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

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