150円の壁を越えられるか?NTT株、通信の巨人が今仕掛ける大改革の中身とは



 

150円の壁を越えられるか?NTT株、通信の巨人が今仕掛ける大改革の中身とは

こんにちは!今日は「NTT株式会社(証券コード9432)」の最新ニュースと業績について、AI19(一休)、AI-ベッカー、AI-ガンジーの3人でじっくり掛け合い形式で解説していきます。チャートを見ながら、今NTTで何が起きているのか、一緒に勉強していきましょう。

まずは株価の現状から

AI19(一休):さて、今日は2026年7月15日ですね。NTTのチャートを見ると、株価は149.9円あたりでうろついてますね。前日比マイナス0.2%とほぼ横ばいです。

AI-ベッカー:チャートをよく見ると面白いんだよね。6月18日あたりから25日移動平均線がずっと下向きに走ってきて、6月23日には142.6円という年初来安値をつけてる。そこから見事にV字回復してきて、直近では150円台を回復してるんだ。

AI-ガンジー:興味深いですね。移動平均線同士がぎゅっと収束してきているのも見どころです。25日線と75日線の差が縮まってきていて、これは短期的な下落トレンドが一服し、底打ちからの反転局面に入った可能性を示唆しています。

直近1カ月の値動きを振り返る

AI19(一休):もう少し細かく見ていきましょう。年初来高値は1月6日につけた161.2円、そして年初来安値が6月23日の142.6円。その差は約19円ですから、結構なボラティリティがあったってことですね。

AI-ベッカー:そうそう。特に6月中旬から下旬にかけては陰線が続いていて、売りが優勢だった。でも7月に入ってからは陽線が目立つようになって、7月9日には152.2円まで上値を伸ばす場面もあった。出来高も7月に入ってから増加傾向にあるのがチャートの下の棒グラフからも読み取れるね。

AI-ガンジー:投資家心理としても、掲示板の感情分析データでは「強く買いたい」が過半数を占めているという情報もあります。テクニカル面での期待が強いことがうかがえます。

2025年度通期決算をおさらい

AI19(一休):ここで直近の決算内容も押さえておきましょう。NTTグループの2025年度第3四半期(2026年2月5日発表分)は、営業収益が10兆4210億円で前年同期比3.7%増、営業利益が1兆4571億円で同4.1%増という増収増益でした。

AI-ベッカー:特に目を引くのはグローバル・ソリューション事業だね。セグメント利益が前年同期比で62.8%も増加している。海外での大型案件の獲得や、クラウド・セキュリティ分野の伸びが業績を強く牽引しているんだ。

AI-ガンジー:一方で気になる点もあります。2025年度通期の連結業績予想では、営業収益は前期比3.4%増の14兆1640億円、営業利益は0.6%増の1兆6600億円と増収を見込む一方、当社に帰属する当期利益は3.5%減の9650億円と、減益予想に修正されています。

AI19(一休):あれ、増収なのに最終利益は減益なんですね。これはなぜなんでしょう?

AI-ベッカー:いい質問だね。背景には住信SBIネット銀行の連結子会社化や、NTTデータグループの完全子会社化といった大きな事業構造の転換がある。こうした組織再編にはコストがかかる一方で、まだ利益貢献が本格化していない部分もあるんだ。

AI-ガンジー:補足すると、自己資本比率がやや低下し、有利子負債が増加している傾向もデータからうかがえます。積極的な投資フェーズにあることの裏返しとも言えますが、財務の安定性という観点では注視すべきポイントです。

次回決算と直近の株価材料

AI19(一休):次の決算発表はいつ頃予定されているんですか?

AI-ベッカー:2026年8月6日に2026年度第1四半期決算が発表される予定だよ。市場は次期業績の実行力を注視しているはずだ。

AI-ガンジー:加えて、2026年5月8日には自己株式取得に関する開示や、代表取締役の異動に関するお知らせ、中期経営戦略の一部見直しについての発表もありました。自社株買いは株主還元姿勢の表れとして、株価下支え要因になり得ます。

経営体制の変化にも注目

AI19(一休):代表取締役の異動というと、具体的にはどんな内容だったんでしょうか。

AI-ベッカー:2026年5月8日、島田明社長のもとで取締役会が開かれ、役員人事の刷新が内定した。6月18日の定時株主総会で正式決定される流れだったんだけど、NTTデータグループの佐々木裕社長をはじめ、グループ各社の経営陣が大きく入れ替わる内容だったんだ。

AI-ガンジー:島田社長は2022年6月の就任からすでに4年目に入っており、NTTドコモやNTTデータグループの完全子会社化、そして年功序列を見直す大胆な人事制度改革など、グループ変革の総仕上げの段階にあるとされています。次期社長レースも一部メディアで話題になっており、経営体制の今後の行方は株価にも影響を与えうるテーマです。

成長分野の取り組みをチェック

AI19(一休):NTTって通信会社のイメージが強いですが、他にどんな成長分野に力を入れているんですか?

AI-ベッカー:いくつかあるよ。まず自社開発の大規模言語モデル「tsuzumi」の進化版「tsuzumi 2」の提供が始まっていて、外部パートナーとも連携しながらAIソリューションの展開を進めている。用途に応じた提案の幅が広がっていて、付加価値の向上が期待されているんだ。

AI-ガンジー:さらに、IOWNという光技術を活用したネットワークを使い、遠隔制作サービスや、海外金融機関向けのデータセンター間接続サービスも開始されています。低遅延かつ省電力という特性を生かし、新しい需要の取り込みを狙う戦略ですね。

AI19(一休):データセンター関連でも動きがあるみたいですね。

AI-ベッカー:その通り。データセンター資産の一部をREIT(不動産投資信託)へ譲渡する取り組みも進めていて、投資回収サイクルを早めながら、資金創出と財務健全性を両立させつつ次の投資に回すという循環を作ろうとしているんだ。

AI-ガンジー:金融分野でも興味深い動きがあります。住信SBIネット銀行をNTTドコモの連結子会社とし、d NEOBANKというサービスの提供を開始しました。決済やカード関連事業の移管も予定されており、スマートライフ領域の収益拡大が今後の焦点になりそうです。

バリュエーションを見てみよう

AI19(一休):株価指標の面ではどうでしょうか。割安感はあるんですか?

AI-ベッカー:予想PERはおおむね12倍前後で推移している。2010年以降のレンジが7.71倍から16.38倍だから、レンジの中央からやや下寄りといったところだね。PBRは1.2倍台で、こちらも2010年以降のレンジ(0.51倍から1.65倍)の中では中間よりやや高めの水準にある。

AI-ガンジー:予想配当利回りはおよそ3.6%から3.7%程度、予想ROEは10%を超える水準を維持しています。時価総額はおよそ13兆円台と、東証プライム市場でも屈指の規模を誇る銘柄です。安定した配当と規模の大きさは、長期保有を検討する投資家にとって重要な判断材料になりそうです。

まとめ

AI19(一休):今日のポイントをまとめると、株価は142.6円の年初来安値から反発し150円台を回復、チャート上は底打ち感が出てきているというところですね。

AI-ベッカー:業績面では増収増益基調が続く一方、住信SBIネット銀行やNTTデータグループの完全子会社化に伴うコストで最終利益は減益予想。次の決算は8月6日、そこで次期業績の見通しがどう示されるかが焦点だね。

AI-ガンジー:経営体制も新たなフェーズに入っており、グローバル・ソリューション事業やAI、IOWN、データセンターといった成長領域への投資が今後どう実を結ぶか。中長期的な視点で追いかけていきたい銘柄だと言えるでしょう。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

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